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2017年年報:前編

 ハレルヤ!主の御名を賛美します。 

 10月の月報では、10月に発行された年報を2回に分けて皆様にお届けしたいと思います。PDF版は、こちらからダウンロードできます。

 
 
「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
箴言3章5〜6節

 
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JCFNの働きは最高に面白い!
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と、自画自賛のように聞こえますが(そのとおりですが)、本当にこの働きのユニークさと拡がる可能性にはドキドキ・ワクワクさせられています。
 
 25年を経た働きとしては、人の目にはその歩みは遅々たるものに映るかもしれません。また、そのミニストリーの実も日本社会に、またクリスチャン人口の増加に良い影響を与えているようには見えません。しかし、それでも私はワクワクしています。それは、25年たってやっと気付かされたことがあるからです。それらは25年経たなければ気付けなかったことだとも言えます。
 
 JCFNは「海外で救われた人たちが日本に帰国した時に教会につながる働きをしている」と思われています。もちろん、彼らが日本で教会につながることは大切なことですし、結果的にはそうかもしれません。しかし、JCFNは教会出席者を増やすために存在しているのではありません。もし、どこに教会があるかを調べるのがJCFNの働きであるのなら、Googleの方が適しているでしょう。

 JCFNは、「帰国者クリスチャンを世界宣教のために整える」ことを宣教声明としています。JCFNは、海外で救われた人たちを含む「異文化経験のある帰国者」クリスチャンが、その人に与えられている召しを神様からいつでも聞き、従い、主を中心とするコミュニティー(神の家族・教会)を建て上げ、キリストの弟子を育てる人たちを起こす者となり、日々キリストに似た者として造り変えられ続けることが出来るように働きかけるミニストリーです。これは、JCFNだけでは出来る働きではありません。帰国する人たちに関わるためには、北米(海外)では海外邦人教会や永住する日本人クリスチャン、留学生伝道などに関わっている現地の教会との関わりやパートナーシップが欠かせません。また、帰国した人たちを受入れるためには、日本の地域教会、また受入れ側のクリスチャンや宣教団体の協力が必要です。

 ただ、今になって気付かされているのは、JCFNの帰国者に対する関わり方、帰国前の準備と帰国後のフォローアップが中途半端だったのではないかということです。送り出す教会、受入れる教会の間に立って、帰国者をしっかりと受け渡しすることが出来たであろうかと考えさせられています。彼らが、世界宣教のために整えられるために、送り出す側と受入れ側の教会と協力しながらフォローアップしてきたであろうかと考えさせられているのです。

 フォローアップがない場合、2−3年の内に7-8割の帰国者クリスチャンが神の家族の交わりから離れるという統計をJCFNでは使っています。では、なぜ残りの2-3割が留まっているのかということを考える時に、様々な可能性があると思います。その一つは、「第二の明け渡し(Surrender)」です。罪を認め、その罪を赦してくださったイエス様を主と信じ受入れる時の明け渡しです。信仰者として帰国後も継続して歩むためには、「第二の明け渡し」が必要です。それは、どんなことでも良いのですが、自分の道と神様の道が違っていると気づいたときに、神様の道を選ぶということです。自分の思いや願いを主に明け渡し、主の導きを信頼してそれを受入れ、それに従うという決断をすることが、「第二の明け渡し」です。この明け渡しをすることが、主との関係を深め、確かなものにしていきます。

 このような状況は作りだすことができません。しかし、そのような状況に直面した時に、メンターや、自分の状況を正直に話し、祈ってもらうことの出来る関係、コミュニティーがあると、「第二の明け渡し」をすることができます。そのために、メンター、スモールグループ、アカウンタビリティーなどの場所を近くに持つことが出来るサポートをJCFNでは、更にしていく必要を覚えています。

 現在、JCFNが直接的にフォローアップしている人数(日本から海外に移動する人も含む)は年間約100人から150人です。中には求道中の方もいます。北米のWITリーダーシップキャンプやec(equipper conference)、日本のBBWITリーダーシップキャンプやGRC(Global Returnees Conference)に関わっている人数は、毎年延べ700人です。つまりJCFNが関わっている帰国者全員、この800人全員がキリストの弟子として成長し続け、神様からの召しを全うし、宣教の働きに携わるのであれば、彼らの家族が救いに導かれ、彼らの教会、職場、コミュニティーにも愛が溢れます。日本は変わります。世界は変わります。

 そのために、私たちは、帰国者が神様からの召しが何であるのかを知り従うことが出来るように、彼らに仕えていくことを具体的に考え、取り組む必要があります。そのゴールを明確にしながら、もっと意識的に教会やクリスチャン団体、兄弟姉妹とつながり、仕え合っていくことが必要です。今までのフォローアップの形は、必要なものでした。教会の情報を提供し、その教会に集っている人と直接つなげたり、ecやGRCなどで、帰国者のお互いがつながることの出来る機会を設けたり、WITやBBWITなどでリーダーシップ訓練をすることの一つ一つは大切です。しかし、もう一歩進んだ歩みをしていく必要を強く感じています。

「第二の明け渡し」のために、メンターやスモールグループなどのコミュニティー提供の強化、各帰国者が神様の召しを知るための具体的な学びの提供や、それを全うするために必要なサポートやパートナーシップの必要性を覚えています。
これらを進めていくためには、皆さんの協力が必要です。また、スタッフ(主事、事務主事、パートタイム主事、協力主事)が必要です。

 ぜひ、800人の帰国者全員が主の召しに従い続けることのできる者に変えられるよう、この働きのためにお祈りください。また、経済的必要も全て満たされるように、そしてスタッフが与えられるようにお祈りください。主に心から期待していきましょう!


北米代表主事 清水摂
 
日本活動報告
岡田千尋
 
 2016年度、JCFN日本は「根付く者が育つために」ということを目標に掲げ、2015年のGRC:Global Returnees Conferenceを機に、地域の帰国者受入れの働きを励ますことを意識した活動をしてきました。関西に協力主事が立てられたこともあり、関西の帰国者集会「ANRK(All Nations Returnees Kansai)」が5月より月例集会を持つことができています。その他、東京のGiFT(Growing in Fellowship Tokyo)が隔月、千葉のりっちーばは3ヶ月に1度、東海のInspireunion(通称:インスパ)が毎月、とそれぞれの活動が続けられています。栃木のRIT(Returnees in Tochigi)や神奈川のRIK(Returnees in Kanagawa)も不定期ではありますが活動を継続しています。必ずしもすべての集会がJCFNの傘下にある地域集会ではありませんが、ネットワークを築きつつ、お互いに励まし合いながら、それぞれのところでの活動が行われるようにと祈り、関わっています。

 そのためにこの7月(正確には2016年度ではなく2017年度の活動になってしまいますが)に2011年以来のBBWIT(Bridge Builders’ Whatever It Takes)リーダーシップキャンプを行い、地域のリーダーたちの参加を募りました。今回はシンガポールのWoodlands Evangelical Free Churchからのミッションチームが駆けつけてくださり、ミニストリーにおけるビジョン継承の大切さやメンタリングとコーチングについて、学ぶ時を持ちました。リーダーたちが励まされている様子を見て、今後もBBWITを継続していくことができるようにと祈り始めました。

 また、少し前後しますが、4月には来年5月に開催するGRC18のための実行委員会が発足、準備が始まりました。GRC18においても、日本各地域での帰国者の働きが励まされ、強められ、また広げられる時になることを期待しています。GRC18のテーマは「DWELL〜主は私達と共に住む〜」です。前回と同じ山梨県の会場にて 2018年5月2日〜5日に開催されます。多くの方が参加されるようにと祈っています。

 帰国者受入れへの思いは地域集会にとどまりません。北米で行われるequipperconferenceに日本から帰国者を迎えに行こうという思いへと繋がり、昨年に引き続き、今年もecに行く人たちのチームが計画を進めています。北米のec、日本のGRCというカンファレンスを一つの流れとして、帰国者フォローアップが繋がっていくことを楽しみにしています。

 最後に、今年2月に私(岡田)が娘を出産し、働きがパートタイムになったことにより、日本事務所の働きの体制も変化を迎えた年となりました。また、新年度より2名の協力主事が加えられました。2名の主事、5名の協力主事、1名の事務員とで新年度も働きを進めています。

祈祷課題:
(1)GRC18の準備と祝福のために。
(2)地域の帰国者受入れの働きが励まされ用いられるように。
(3)主事、地域協力主事が加えられるように。

 
北米活動報告
清水摂
 
 今年の北米での働きは、いくつかの大切な前進、変化を経たように思います。

 まずはミシガンネットワークについて報告します。5年前になりますが、いくつかのミシガン郊外の現地アメリカ人教会が、そこに住む5千人以上の日本人駐在員家族(特に妻と子ども達)を対象に、英会話、料理、子育て、合唱のクラスを提供しており、ある教会では毎週約300人が集っている事と、また、駐在期間数年の滞在後、その中の多くが豊田市に帰国しているけれども、帰国後のフォローが出来ていないということを知りました。それ以来、ミニストリーの可能性を探り始め、ミシガンと豊田市の教会をつなげるべくネットワークを築いてきました。3年前には豊田市から牧師数名が来米し、この夏はミシガンから10名の方が短期宣教として豊田市を訪ねました。そこで、豊田市の7つの教会が協力の元、帰国者の同窓会、また、子ども英語クラスを開催するという、一つの教会では出来ないような働きを展開することが出来ました。9月3日のクリスチャン新聞の一面にその記事が掲載されましたが、JCFNの『ネットワーク』が発揮された働きとなりました。この次のステップは、更にこの2つの働きの距離が近くなるように、ミシガンからの宣教師を豊田に送ること、また、今回の夏の子ども英語クラスで始まったミニストリーを進め、サポートすることではないかと思っています。

 次に、WITについてです。この夏、JCFNにとって大切なWITリーダーシップキャンプはこの11年の間に200名のリーダー育成に関わることが出来ました。WITのスタッフは卒業生が務めます。また、WIT参加者もWIT卒業生が推薦し、招待されて参加します。つまり、WITは、自分がいかに未熟であっても仕えるリーダーだということを実体験する場所であり、発見した賜物を用いるだけでなく、リードすることによって持っている賜物を発見する場所でもあります。そういう意味で、参加者はもちろんのこと、半年以上の準備期間のあるWITスタッフこそが訓練をされるキャンプです。JCFNの大切にしている4つのCの一つ、Commission(派遣:キリストの弟子を作る者として整えられる)が現れているミニストリーです。

 人事的変化としては、前期最終日である6月末日をもって、6年間務めた斎藤事務主事が任期満了で退任しました。主にあって忠実に仕えてくれた同僚を主に感謝すると同時に、会計、事務の仕事を残された主事と事務員で担っていますが、至急、新しい事務主事が与えられるようにと祈っています。

 去る一年を振り返りつつ、今、ecの準備をしながら思うのは、これから主が何をしてくださるかということです。既に行われている働きに加え、日本からアメリカにくるクリスチャン交換留学生をサポートし、各留学生伝道と協力して共に宣教する可能性や、ユースの働きの展開に心を踊らせています。

祈祷課題:
(1)フォローアップの更なる充実化のために。帰国前の北米で出来ることを見直し、帰国準備期間を大切に用いた関わり方が帰国者と出来るように。そのために知恵が与えられるように。
(2)北米オフィスの事務主事、また、ミニストリーを共に前進する同労者(主事、協力主事)が与えられるように。
(3)ミシガンネットワークやユースミニストリーなど、発展中の働きが守られ、主の祝福と導きの内に進むことが出来るように。

 
理事会年次報告
JCFN理事長 米内宏明

JCFNをご支援くださっているみなさまへ

日頃からの心のこもったご支援に感謝し、今年も年次報告をお送り致します。
1)    シカゴでの理事会
2)    これからの展望
3)    主事とミニストリーのために
4)    理事会の構成

1)    シカゴでの理事会
 普段は事務所のあるLA近辺で持つことが多いJCFN理事会ですが、今回は日頃からJCFNがお世話になっているシカゴの日系人教会、日本人ミニストリーの関係者の方々との親睦、ネットワークのためにシカゴで開催しました。残念ながらスケジュールが合わず、おいでいただけなかった先生方もいらっしゃいましたが、同地域で理事会を開催できたことに感謝をしています。お忙しい中おいでくださった地域在住のお一人おひとりにお礼を申し上げます。

2)これからの展望
 昨年、「Go further Go deeper Go wider 〜広げ、深め、進もう〜」として、日本においては「根付く者が育つために」を、北米においては「帰国する者が育つために」を掲げました。宣教と帰国準備、成長とリーダーシップ育成を目指します。

 ここ数年のフォローアップ件数は大幅な増減がなく推移しています。フォローアップ充実のためには、帰国者が集う地域集会や教会との協力が重要です。加えて、帰国者のセカンドステージ(卒業後のステージ)をフォローできるリーダーの育成も課題です。是非お祈りください。

 北米においてはec(equipper conference)を、日本ではGRC(Global Returnees Conference)を、それぞれ今年の年末と来年のゴールデンウィークに開催します。これらがJCFNの両輪として動く中で、フォローとリーダーシップ育成、地域集会や教会との協力が充実していくことを期待しています。

 将来の主事や理事をリクルートする「リクルート・プラン」では、ビザの支給がない見習い(apprentice)主事や、教職協力者(仮称)を募ることができないか検討を重ねています。

3)主事とミニストリーのために 
 長く北米事務主事を務めてくださった斎藤真智子さんが任期満了で退任されました。出産された岡田千尋日本代表主事は期限つきでパートでのお働きに就いています。JCFNはその働きの性質上、ミニストリーの対象者と地域が多岐にわたっています。そのために主事の活動範囲が広く、新主事の必要が常にあります。

 財政的には、維持会員制度を取り入れています。ウェブ等でご覧いただき、ご協力をお願い致します。地域集会ごとでの主事支援もご検討いただければ幸いです。

 感謝なことに、シンガポールにある一つの教会が主事の働きのために経済支援を申し出てくださいました。引き続き、財政と人材のためにお祈りください。

4)理事の構成

理事長
米内宏明(国分寺バプテスト教会牧師、日本在住)

理事
ウィテット・ダグラス(OMF International 宣教師、北米在住)
高橋秀典(立川福音自由教会牧師、日本在住)
中村佐知(心理学博士、翻訳家、北米在住)
錦織 学(ニュージャージー日本語キリスト教会牧師、北米在住)
山崎龍一(お茶の水クリスチャンセンター理事・総主事、日本在住)
中馬リック(JEMSディレクター、北米在住)

監事
尾上選哉(大原大学院大学教授、日本在住)

主幹(財務関連) 
三上洋輔(元ヤマハ・カナダ・ミュージック取締役社長、北米在住)

 
 

equipper conference 17

お申込み受付中!!
こちらから。

日時:2017年12月27日~2018年1月1日
場所:ムリエッタホットスプリングス・クリスチャン・カンファレンスセンター
カリフォルニア州ムリエッタホットスプリング市
テーマ:「Freedom 〜キリストにある自由を生きる〜」
テーマ聖句:第2コリント3:17
「主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。」
講師:鎌野直人師、関真士師、稲冨祐一郎師

www.equipper.org

 
 
GRC18: Global Returnees Conference

日時:2018年5月2日~5日
場所:ホテル エバーグリーン富士(山梨県)
テーマ:「DWELL〜主は私達と共に住む〜」
テーマ聖句:ゼカリヤ2:10−11(新改訳)(新共同訳2:14−15)
「シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。見よ。わたしは来て、あなたのただ中に住む。――主の御告げ――その日、多くの国々が主につき、彼らはわたしの民となり、わたしはあなたのただ中に住む。あなたは、万軍の主が私をあなたに遣わされたことを知ろう。」
講師:渋沢憲一師、立山仰師、山﨑ランサム和彦師

http://globalreturnees.org

 
 
翻訳者募集中
 
 JCFNの月報、年報、また、修養会のパンフレット等、JCFNの出版物はその多くがバイリンガルで発行されています。
 ぜひ、翻訳スキルをアップしたい、また、翻訳を通して奉仕をしたい、とおっしゃってくださる方、JCFNまでご連絡ください。ネイティブチェックもありますので、ご安心ください。
 
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前年度まで維持会員になってくださっていた方もぜひ更新をお願いします。
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